食器を洗う時には必ず使う食器用洗剤。
以下のようなことはありませんか?
- 足りると思ったのに足りなかった…
- 気付いたらなくなってた…
- 明日買い物に行くから今日だけなんとかしたい!
これだけあれば足りると思っていても実際使うと案外足りないということがありますよね。
そんな時に食器用洗剤の代用品として使えるものを調査してきました!
食器用洗剤の代用品に重曹は使える?

食器用洗剤の代用品に重曹は使うことが出来ます。
重曹の特徴と使用方法をご紹介します!
重曹の特徴
重曹の特徴は3つあります。
- 油を分解する作用
- 研磨作用
- 消臭効果
重曹は弱アルカリ性なので、食器についた油汚れや皮脂などをキレイに落としてくれます。
そして悪臭を中和してくれるという作用もあるので気になる嫌なニオイも消してくれます!
食器洗いでの使用方法
使用方法は以下の通りです。
| ①重曹+水 (水200:重曹小さじ2) | スプレーボトルに入れて吹きかけて置く (軽い油汚れに) |
| ②重曹+水 (1:2の比率) | 深めのお皿に入れてペースト状になるまで混ぜる (頑固な油汚れに) |
| ③重曹+スポンジ | スポンジの粉のまま振りかけて洗う (フライパンや鍋などの油汚れに) |
使い方次第で家中の汚れを落とす洗剤に変わります。
五徳の焦げつきや湯呑の茶渋も取れますが頑固な汚れは食器洗剤をたくさん使ってしまうので、そんな汚れには重曹を使うと洗剤の節約にもつながります。
以下の商品はスプレータイプになっていて漬けて置くだけで劇的に汚れが落ち、他の清掃にも使うことが出来るので1本あるだけで便利なのでオススメです!
その他の食器用洗剤の代用品として使えるもの6選
その他の食器用洗剤の代用品として使えるものをご紹介します!
- セスキ炭酸ソーダ
- 塩
- ハンドソープ
- 固形石鹸
- ウタマロ
- パスタのゆで汁
それぞれご紹介していきます!
1.セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダは食器用洗剤の代用品として使うことが出来ます。
- 油汚れとタンパク質を分解する働きがある
- 水かお湯5ℓに対して大さじ1を混ぜて漬けておく
洗浄力が強いので、重曹でも落ちない油汚れにオススメです!
2.塩
塩は食器用洗剤の代用品として使うことが出来ます。
- 消毒効果がある
- 焦げなどにふりかけて馴染ませ、こすると多少の焦げはキレイに取れる
塩は大体のお家にあると思います。
洗剤ではないので小さなお子様やペットが使う場合には一番安全ですが、ひどい油汚れには不向きです。
3.ハンドソープ
ハンドソープは食器用洗剤の代用品に使うことが出来ます。
- 石鹸成分が油分を分解してくれる
ニオイや保湿成分などの強いハンドソープで食器に残ってしまう場合があるので丁寧に洗い流す必要があります。
4.固形石鹸
固形石鹼は食器用洗剤の代用品として使うことが出来ます。
- アルカリ性で、油性の汚れを効果的に除去する
- 香料や保湿成分が含まれていないものを選ぶ
しっかりスポンジで泡立てての使用が重要です。
アルカリ性ではない固形石鹼では、汚れが落ちない場合があるので注意してくださいね!
5.ウタマロ
ウタマロは食器用洗剤の代用品として使うことが出来ます。
しかし「ウタマロキッチン」という商品のみになります。
- 中性洗剤でお肌に優しい
- お肌が敏感な方・お子様が使う場合にもオススメ
ウタマロには「ウタマロ石けん」「ウタマロクリーナー」「ウタマロキッチン」の3種類あり、その中で「ウタマロキッチン」は液体食器用洗剤になっていますので使うことが可能です。
お肌に優しくお子様でも安心して使えますのでオススメです。
Amazonや楽天市場ではまとめ買いが出来て、ポイントも貯まるのでぜひチェックしてみてください!
6.パスタの茹で汁
パスタの茹で汁は食器用洗剤の代用品として使うことが出来ます。
- パスタを茹でたお湯にはでんぷんが含まれていて、油汚れを分解してくれる界面活性作用を持つ
温かい状態でなければ効果は薄れてしまい、でんぷんは腐敗してしまうので注意が必要です。
汚れが簡単に落ちて、経済的にも環境にも優しいのでタイミングが合う場合にはぜひオススメです!
代用品には向かないもの
次に食器用洗剤の代用品として使うには不向きなものについてご説明します。
- クレンザー
- クエン酸
それぞれ解説していきます。
1.クレンザー
クレンザーは食器用洗剤の代用品として使うことが出来ません。
- 研磨剤が含まれていて、食器に傷がついてしまう可能性がある
焦げ付きや茶渋が落ちにくいという時には効果的な場合もあります!
2.クエン酸
クエン酸は食器用洗剤の代用品として使うことが出来ません。
- 酸性の性質なので汚れが落ちない
汚れを落とす性質はアルカリ性なので酸性のクエン酸には不向きです。
代用品を使う時の注意点
代用品で食器を洗う際の注意点をお伝えします。
- カスやニオイなどが残ってしまうことがあるのでしっかり丁寧に流す
- 除菌効果がないものがある
粉類のカスや香料などのニオイが残ってしまうことがあるので十分に流すということは大事になりますが、流しずらいという時には40℃~50℃のお湯で流してみてくださいね。
また除菌効果がないものがあるので気になる場合には「熱湯消毒」をすると安心です。
注意点を気を付ければ可能ではありますがやはり食器洗剤を使うのが1番安全です。
Amazonや楽天市場では6本セットで購入でき、ポイントも貯まるのでまとめ買いにオススメなのでぜひチェックしてみてくださいね!
まとめ
今回は食器洗剤がないときに代用品として使えるものをご紹介していきました。
- 重曹は食器洗剤の代用品として使えます。
- 食器洗剤の代用品にセスキ炭酸ソーダは使うことが出来ます。
- 塩は食器洗剤の代用品として使えます。
- ハンドソープは食器洗剤の代用品として使えますが、長期的な使用はオススメしません。
- クレンザーは食器用洗剤の代用品として使うには不向きです。
- クエン酸は酸性で汚れが落ちないため食器用洗剤の代用品として使うには不向きです。
- カスや香料などが残ってしまう場合があるのでしっかり丁寧に流してください。
- 除菌効果がないものは「熱湯消毒」をオススメします。
- 40℃~50℃のお湯で洗うとすすぎやすいのでオススメです。
頑固な油汚れには重曹などを使用したほうが食器洗剤の節約になるので良いかと思います。
「切らしてしまった…」と困ったときはぜひ使ってみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
