使っていると折れたり、埋もれたりして使えなくなるろうそくの芯。
アウトドアやインテリア、災害時の灯りなどで活用する場面が多いですよね。
しかし、使い続けているとろうそくの芯が埋もれたりして使えなくなってしまいます。
- ろうそくの芯が埋もれちゃった
- ろうそくに火が点けられない
- 折角のアロマキャンドルが使えない
そんな時に必要になってくるのが、ろうそくの芯の代用品です。
この記事では、ろうそくの芯の代用品はどんなものがあるか?ダイソーやセリアなどで買えるのか紹介していきます。
ろうそくの芯の代用品に適さない物
ろうそくの芯の代用品として、適していない物は以下の3点です。
- 麻ひも
- 毛糸(合成繊維)
- 爪楊枝
1つずつ解説していきます。
麻ひも
麻ひもは、ろうそくの芯の代用品には、あまりおすすめできません。
麻ひもは100均でも手に入るので、自宅にある方も多いんじゃないでしょうか。
1巻で結構な量があるので、ろうそくの芯の代用品として活用しがちです。
しかし、黒い煙があがってしまうことから、おすすめはできません。
- 麻ひもを燃やすと黒い煙が出る。
麻ひもは植物の表皮や葉茎からとれる繊維を使い、作られています。
その為、燃やすと意外と多くの黒い煙が出てきてしまいます。
屋外で使用する分にはいいかもしれませんが、屋内での使用はおすすめできません。
災害時に家にあるもので代用したい、ということならば代用品候補の1つかもしれませんね。
毛糸(合成繊維)
合成繊維で作られている毛糸も、代用品には向いていません。
毛糸は100均にも売られていて、手に入りやすいものの1つですよね。
ただ、そういったものは柔らかく、化学繊維を含んでいるのでおすすめしません。
- 柔らかい
- 化学繊維があると、黒い煙があがる
柔らかすぎると密度が足りないので、ろうそくの芯としては不向きです。
天然素材の毛糸だといいのですが、そういったものは案外高価なものが多いです。
手に入る場所も限られるので、身近な代用品とは言えないですよね。
緊急事態での代用品としてはいいかもしれませんが、麻ひもと同様に屋内での使用には向いていませんよ。
爪楊枝
爪楊枝も、ろうそくの芯の代用品には不向きです。
爪楊枝は紙や糸と違って、蝋が染み込みません。
そのため、燃え続けられないので、火がすぐ消えてしまいます。
- 蝋が染み込まないので、燃焼しない
もし火がついても、ろうそくの蝋を溶かしながら燃え続けてくれることはありません。
入手しやすいので代用品になるかと思いがちですが、爪楊枝は代用品には適していませんよ。
ろうそくの芯の代用品はダイソー等で買える!おすすめの3選
ろうそくの芯の代用品として、おすすめの3選は以下の通りです。
- 代用品①:ティッシュ
- 代用品②:凧糸
- 代用品③:和紙
どれもダイソーやセリアなどの100均で手に入ります。
安価で簡単に手に入るので、代用品としてばっちりです。
次からは、理由も含めて1つずつ解説していきます。
ただ話が逸れてしまいますが、代用品はあくまで代用品です。
本物のろうそくの芯は、Amazonや楽天市場などの通販でかうことができます。
以下の商品は、座金付のキャンドル芯です。
価格は、500円ほどで買うことができますよ。
また、ダイソーにもろうそくの芯が売られています。
うわあ‼️ありがとうございます☺️
— すーねえ🎻低浮上 (@susiekiki) December 2, 2019
「ろうそく 作り方」で検索すると、たくさん出てきますよ。
今回の材料は全部百均です(丸いのは蜂蜜の空き瓶)
仏壇用ろうそくは、芯を再利用出来るのがお得ですが、パラフィンワックスの方が扱いやすいです。芯はダイソーで買いました。
せっけん作り楽しいですね☺️
もし急ぎじゃない場合は、本物のろうそくの芯を買うのも良いかもしれませんね。
代用品①:ティッシュ
ろうそくの芯の代用品の1つ目は、ティッシュです。
家にあるものの代表格で、どこでも手に入れることが出来ますね。
ティッシュをろうそくの芯として代用する場合は、こよりにして使います。
ただティッシュの素材によっては、黒い煙がでることがあるので注意してください。
特に災害などの非常時には、活躍してくれます。
家に他の代用品がない場合は、ティッシュで代用してみてください。
代用品②:凧糸
代用品の2つ目は、凧糸です。
凧糸はしっかりとしているので、ろうそくの芯に向いています。
また100均でも手に入るので、おすすめです。
料理をされる方は、凧糸が家にあることもあるんじゃないでしょうか。
ただ、丈夫でしっかりとした糸ですが、凧糸には柔らかさがあります。
代用品として使う場合は、深く差してあげるようにしましょう。
代用品③:和紙
代用品の3つ目は、和紙です。
こちらも100均で手に入れることができますよ。
もともと和蠟燭の芯の材料として和紙を使うことも多いので、代用品としてはぴったりですね。
使う場合は、ティッシュと同様にこより状にして使用します。
100均で手に入る和紙は、折り紙として販売されていることが多いです。
その場合は、一度くしゃくしゃにしてあげると、こより状にしやすいですよ。
代用品でろうそくの芯を作る方法
ここでは、代用品でろうそくの芯をつくる方法をお伝えします。
以下の4つの手順で、簡単に行うことができますよ。
- 手順①:代用品を細長い状態に丸める
- 手順②:ろうそくに穴をあける
- 手順③:代用品に蝋を染み込ませる
- 手順④:代用品の芯を深めに差し込む
ポイントは以下の4つです。
- 丸める際は、太めに丸める
- ろうそくの穴は1cm以上深くする
- しっかりと蝋を染み込ませる
- 芯が出ている部分は5mm程度
太めに丸めて、蝋をしっかり染み込ませることで灯りが安定します。
蝋を染み込ませた後は、冷えて固まるまで待ちましょう。
また、芯は深く差し込むようにしましょう。
目安は1cm以上差し込みましょう。
ろうそくの穴をあける際は、爪楊枝が便利ですよ。
芯が長すぎると、芯が折れてしまう原因になりますし、風の影響を受けやすいです。
難しい手順や専門の道具もいらないので、自宅で簡単にできそうですよね。
是非、チャレンジしてみてください。
埋もれたろうそくの芯を再使用する方法は?
ここでは、代用品がない時の埋もれたろうそくの芯を直す方法を紹介します。
当たり前ですが、ろうそくの芯が埋もれてしまうと、火を灯すことができません。
そういった時は、埋もれている芯を掘り出してあげましょう。
そうすることで、また火を灯すことができますよ。
ただ、こちらの方法は、ろうそくの芯がまだ長い場合に限ります。
手順としては、以下の通りです。
- 芯のまわりの蝋を柔らかくする。
- 柔らかくなった余分を蝋を処分する
- 芯の長さを6mm程度の長さを確保する
まずは、ライターやマッチなどで埋もれた芯の周りの蝋を柔らかくしてあげましょう。
その後、余分な蝋をティッシュなどで取り除きます。
埋もれた芯が触れるようになったら、ピンセットなどで立たせてあげましょう。
蝋よりも5~6mmほど表面に出してあげると、再び火を灯すことができますよ。
この方法は、代用品などもいらないので手軽に行うことができます。
もし、ろうそくが残り少なくなっている場合は、新しいろうそくを買うことをおすすめします。
毎度埋もれた芯を掘り出す手間を考えると、新しいろうそくを手に入れた方がいいかもしれませんね。
ろうそくの芯を埋もれさせない為の4つのポイント
普段の使い方で、ろうそくの芯をうもれさせないようにすることができます。
ろうそくの芯が埋もれてしまう原因は、以下の2点です。
- ろうそくの芯の長さが短い
- 長すぎて芯が折れてしまう
この2点を防いであげれば、ろうそくの芯が埋もれることはありません。
具体的なポイントは、以下の4点ですよ。
- 芯の長さを5-6mmに整える
- 芯を垂直にして使用
- 風のない場所で使う
- 長時間の使用はNG(3~4時間以上)
まずは、芯を適切な長さにすることが重要です。
ろうそくを使った後に、芯が短くなりすぎていた場合は、余分な蝋を拭ってあげましょう。
逆に、芯が長くなりすぎている場合は、芯を切ります。
また、風のある場所でろうそくを長時間使用すると、芯の周りだけ蝋が溶けることがあります。
こういったことも芯が埋もれる原因になってしまいます。
そのため、3~4時間以上の使用は控えるようにしましょう。
使い終わった後のメンテナンスをすることで、ろうそくを最後まで使い切ることができますよ。
まとめ:ろうそくの芯の代用品おすすめ3選!
この記事では、ろうそくの芯の代用品についてお伝えしてきました。
アロマキャンドルだったり、虫除けキャンドルだったり、意外と使用することが多いろうそく。
災害などの緊急時には、電気に代わる灯りとして、活用することもできます。
ただ、ろうそくの芯が埋もれてしまっていたり、折れていると火を灯すことができません。
そんな時は、ろうそくの芯の代用品で対処しましょう。
ろうそくの芯の代用品として、おすすめなのは以下の3点です。
- ティッシュ
- 凧糸
- 和紙
逆に、代用品として不向きなのは、以下の通りです。
- 麻ひも
- 毛糸(合成繊維)
- 爪楊枝
おすすめした代用品は、どれもダイソーやセリアなどで手に入れることができますね。
ただ、代用品はあくまで代用品です。
もし急ぎじゃない場合は、本物のろうそく芯を用意したほうがいいですよ。
またろうそくの芯は、店にもよりますがダイソーにも売っています。
近くに寄ったときは、ちょっと覗いてみてもいいかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。