みなさんは吸盤がすぐ落ちてイライラする!という経験はありませんか?
つけ直してもつけ直しても落ちてくる吸盤・・・。
実は吸盤を手軽に復活させる方法がいくつかあります。
そこで今回は、すぐ落ちる吸盤の復活方法はなにがあるのか?アルコールやドライヤーで吸着力は戻るのか?について徹底調査しました!
\ 耐荷重3.5kgの強力吸盤!/
すぐ落ちる吸盤の復活方法
百均の吸盤フック、すぐ吸盤だめになるや〜んって思ったんだけどそういうこと⁉️
— フタエ (@hutaex) June 25, 2023
お湯につけたら復活する⁉️ pic.twitter.com/RWTOEK4ryN
すぐ落ちる吸盤の復活方法は、以下の5つがあります。
- 吸盤や壁の汚れをふき取る
- 吸盤に水をつける
- ドライヤーなどで加熱して元の形状に戻す
- 吸盤にハンドクリームやワセリンを塗る
- 吸盤にアルコールを塗る
買い替える前に、吸盤が復活する方法があるなら試してみたいですよね。
それぞれ詳しく解説していくので、上から順番に試してみてください。
1.吸盤や壁の汚れをふき取る
すっかり気に入ってくれた。念入りに拭いてこまめに締め直してたら今の所吸盤外れなくなりました。 pic.twitter.com/MzAPAF9jSb
— Yさん (@Y65691889) May 27, 2020
吸盤に汚れが付着していると、吸盤内の真空状態が保てなくなって落ちてしまいます。
吸盤と、取り付ける壁の方もきれいに汚れを洗い流しましょう。
2.吸盤に水をつける
今まで、水温計すぐ外れるなぁと思っていたのだけど吸盤を濡らしてつければ良いだけの話だった🤣
— みどママ (@samelove0609) December 17, 2022
逆に吸盤拭いてからつけてたよ😂 pic.twitter.com/F1zLEXpY9f
吸盤の内側に少量の水をつけることで、真空状態を作ることができます。
その際、吸盤や壁の汚れを落としてから試してみてください。
3.ドライヤーなどで加熱して元の形状に戻す
吸盤は、使っているうちに変形してくっつかなくなってしまいます。
そこで、熱を加えて形を元にもどすと吸着力が戻ります。
熱を加えるやり方には、以下の2通りの方法があります。
- 熱湯につける
- 電子レンジで加熱する
それぞれやり方を解説していきます。
熱湯につける
- 吸盤を70~80℃のお湯に5分程度つけます。
- 取り出して、乾かしてから使います。
吸盤を入れた状態で沸騰させると変形するので、注意しましょう。
電子レンジで加熱する
- 耐熱容器に水と吸盤を入れ、500w30秒~1分加熱する。
- 吸盤の様子を見ながら、少しずつ加熱する。
- 吸盤を取り出し、ドライヤーで乾かす。
どちらも手軽にできるので、やりやすい方法で試してみたいですね!
4.吸盤にハンドクリームやワセリンを塗る
ハンドクリームやワセリンを塗ることで吸盤の傷に入り込み、凹凸がなくなって吸着力が復活します。
まず吸盤の汚れを取り除いてから、米粒くらいの量を吸盤の内側に塗ります。
ハンドクリームやワセリンがない場合、以下の物でも代用できます。
- シャンプー
- 歯磨き粉
- 食用油
どれも家にある物ばかりなので、手軽に試せそうですね!
5.吸盤にアルコールを塗る
そういや、9月にポンポン落ちてきてたAnkerのドライブレコーダー、某所で聞いた「吸盤をドライヤーで温めて変形を治し、無水エタノールで拭いてゴミを取る」で無事復活。一度も落ちてないな(無水エタノール使用は素材との相性を調べて自己責任で!) pic.twitter.com/hY7HmdAHf1
— bakcyarD (@bakcyarD_) December 2, 2021
アルコールを塗ることで汚れやほこり、油分を落とし、さらに抗菌作用によってカビなどの増殖を抑える効果もあります。
布にアルコールをしみ込ませ、吸盤を拭いて乾かしてから使用します。
手ピカジェルが塗りやすくておすすめですよ。
アルコール配合の除菌シートでも手軽にできていいですね。
吸盤の吸着力をより強くする100均グッズ
帽子やバックやタンバリンを自分でお片付けしてもらえるようにしたくてタンスにZATAOさんの吸盤フックをくっつけた✨かわいい〜★
— かとーゆーこ/ illustrator (@katooyukoo) October 20, 2023
吸盤がしっかり強いので接着面に百均の保護シール貼って正解だったかも pic.twitter.com/cvOIwoFFdx
吸盤の吸着力をより強くする100均グッズには、以下の3つのアイテムがあります。
- プラスチック用接着剤
- 補助板(吸盤補助プレート)
- 透明テープ
それぞれ見ていきましょう。
1.プラスチック用接着剤
吸盤の内側にボンドを塗って補強すると、吸着力がアップします。
一般的に吸盤はポリ塩化ビニールやポリエチレン、エラストマーという素材でできています。
キャンドゥの「プラスチック用接着剤」は、ポリエチレンやナイロン、ポリプロピレンなどにも接着できます。
2.補助板(吸盤補助プレート)
吸盤が取り付けられない場所でも、この補助板を貼れば取り付けることができます。
ダイソーの「吸盤補助板」はコンクリートや化粧合板、塗装木材にも貼ることができます。
ただし、凹凸がある場所には貼れません。
セリアやキャンドゥにも同じような補助板が売っているので、チェックしてみてください!
3.透明テープ
吸盤をつける壁に凹凸があったりしてうまくひっつかない時に、透明テープを貼ってから吸盤をつけると吸着力がアップします。
透明テープは表面がツルツルしているので、吸盤内を真空状態に保って取れにくくすることができるのです。
キャンドゥでは、幅48mmの幅広の透明テープが売られています。
耐水性のテープなので、キッチンやお風呂場でも使えて便利ですね。
100均グッズを使えば、吸盤をつけられる場所が一気に広がりますね!
吸盤がすぐ落ちる原因
アレもコレも浮かせて掃除しやすい洗面所に☆
— げんきでかわいいふくぶちょう🐻❄️ (@gkf05) May 20, 2018
副部長もこういう風にしたいんだけど吸盤すぐ落ちるよな。夜中とかに落ちて物音にビビる。 https://t.co/P5ia2MmOka pic.twitter.com/dm8B48BQXm
吸盤がすぐ落ちる原因には以下のような原因が考えられます。
- 真空状態が保てていない
- 壁の素材が適していない
- 耐荷重を超えている
それぞれ詳しく解説していきます。
1.真空状態が保てていない
空気中には常に空気の圧力「大気圧」が働いています。
引用元:『でんじろう先生のハピエネ! HP』
吸盤を平らな板に押し当てると、板と吸盤の間の空気が無くなるので、外側からの大気圧によってくっつくのです。
吸盤が劣化したり室温、湿度が高いと変形して、この真空状態が保てなくなり落ちてしまいます。
また、汚れていたり異物が付着していても、吸盤内に真空状態が作れなくなってしまうのです。
2.壁の素材が適していない
壁の素材も吸着力に影響します。
一般的に吸盤がひっつきやすい場所は以下の通りです。
- プラスチック面
- ステンレス
- ガラス面
- タイル
- 鏡面
- 大理石
- 金属塗装面
基本的に凹凸のない平らな面につけることが条件になります。
反対に吸盤がひっつきにくい場所は以下の通りです。
- 木壁
- モルタル
- 漆喰
- すりガラス
表面がザラザラして凹凸がある面にはひっつきにくいのです。
このような場所には、前述した100均グッズを利用して取りつけてみてください。
3.耐荷重を超えている
吸盤にはそれぞれ耐えられる重さの上限「耐荷重」があります。
その耐荷重を超えたものを吊り下げると、重さに耐えかねて落ちてしまいます。
しかし耐荷重はあくまで目安であって、つける場所の温度や湿度、素材などの条件によって変化するので、耐荷重ギリギリのものを使用するのはおすすめできません。
目安としては、例えばドライヤーやフライパンなど1kg前後のものを吊り下げるなら、3kg程度の耐荷重のものを選ぶといいでしょう。
吸着力が強い吸盤をご紹介
車とタープを接続するときにも使えるタープフック
— tap (@tap_q1) December 29, 2018
小川キャンパル製品は安心安全ですよねヽ(=´▽`=)ノ
タープを使って強い日差しもシャットアウト!吸盤はスキレットを吊るしても落ちることがありませんでした。
ogawa(オガワ) テント用 アクセサリー タープ用吸盤フック https://t.co/Bi3nsgcsb8 pic.twitter.com/UBtqByV8VS
前述した吸盤の復活方法を試してもダメだった場合、買い替えを検討することになると思います。
ここでは、吸着力が強い吸盤をご紹介します。
- プッシュ式吸盤
- タープ用吸盤
それぞれ紹介していきます。
プッシュ式吸盤
プッシュ式吸盤は、吸着力が弱くなってきた時にボタンを押すことで吸着力が復活するという優れものです。
下記のレック「プッシュ式吸盤フック」は、吸盤が取れかかると赤い線が見える仕組みになっています。
ボタンを押すだけで吸着力が復活するので、いつに間にか吸着力が弱くなって突然落ちるということがありません。
耐荷重も3.5kgなので、フライパンなど重いものも吊るすことができますよ。
タープ用吸盤
タープ用吸盤は、キャンプの時に車とタープをつなげるための吸盤です。
アウトドア用ですが、吸着力が強いので日用品として使っている人もいます。
下記の商品は、老舗アウトドアブランド「ogawa」のタープ用吸盤フックです。
最大荷重12kgと超強力なので、洗濯ロープをかけて洗濯物を干すのに使っている人もいますよ!
これだけ強力な吸盤なら、もう落ちる心配はなさそうですね!
吸盤以外で止める方法をご紹介
最近友達から、ユニットバスの壁にマグネットがくっつくって言う驚愕の事実を知って急いで買ったボトル置き
— まちゃ@白露こおり (@masiro5309rfz) June 25, 2024
全然知らずにすぐ落ちる吸盤のやつ使ってた… pic.twitter.com/3Fw3E81VoA
強力な吸盤でも落ちる!吸盤がつかない場所につけたい!という場合もありますよね。
ここでは、吸盤以外で止める方法をご紹介します。
吸盤以外でおすすめの方法は以下の通りです。
- マグネットフック
- フィルムフック
それぞれ見ていきましょう。
マグネットフック
お風呂の壁って、意外とマグネットがひっつくってご存じでしたか?
1980年代以降に作られたユニットバスの壁なら間に鋼板パネルが入っていることが多いので、マグネットがひっつきます。
下記の商品は耐荷重10kgと超強力でありながら、ハンドルを手前に倒すだけで簡単に外すことができるフックです。
フライパンやピンチハンガーを掛けてもずり落ちないとレビューの評価も高く、おすすめですよ。
フィルムフック
自宅のお風呂場の壁がマグネットがひっつかないタイプの場合、フィルムフックがおすすめです。
木材など吸盤がひっつかない所でも貼れるので、便利ですね。
下記の商品は何度も洗って使えて、耐荷重8kgと強力なのに1個あたりの値段が100均より安いのでコスパ抜群です!
防水なので、お風呂場で使用しても剝がれないと評判です。
まとめ
今回はすぐ落ちる吸盤の復活方法や、アルコールやドライヤーで吸着力は戻るのか?について調査しました。
吸盤の復活方法は下記の通りです。
- 吸盤や壁の汚れをふき取る
- 吸盤に水をつける
- ドライヤーなどで加熱して元の形状に戻す
- 吸盤にハンドクリームやワセリンを塗る
- 吸盤にアルコールを塗る
どれも手軽にできるし、吸着力をアップさせるグッズも100均で手に入るのでさっそく試してみたいですね。
これで一気に家の中が片付きそうです!
最後までお読みいただきありがとうございました。