タクシー10分乗ると料金はだいたいいくら?進める距離や注意点も解説!

タクシーに10分乗ると料金はだいたいどのくらい?進める距離や注意点も解説!

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大都市圏に出かけたりする際に土地勘もないし、目的地までスムーズだしタクシーを使おうって場面が結構あるかと思います。

アクセス情報などから車で10分ほど、なんて案内も多く見かけますよね。

10分だったらあっという間だしタクシーを使おうかなということも多いのではないでしょうか?

そこで今回はタクシーに10分乗るとだいたいいくらくらい掛かるのか検証します。

  • タクシーに10分乗るといくら?
  • タクシー10分でどのくらいの距離?
  • 渋滞してると料金加算がある?

タクシー料金の仕組みについても深掘りしてみます。

タクシーに乗る際の参考にしていただけたら幸いです。

目次

タクシーに10分乗ると料金はだいたいいくら?

タクシーに乗車を促す運転手

タクシーに10分乗車するとだいたい2,000円くらいかかります。

タクシー料金は以下の要因によって変動するので、あくまで目安として参考にしてください。

  • エリア
  • ルート
  • 渋滞具合
  • 深夜など時間帯
  • 有料道路の使用
  • 迎車
  • 各種割増等

タクシー料金はそれぞれの地域で料金の上限と下限が設定されています。

また、初乗り運賃と距離加算運賃というものがあるのでまとめて見ていきます。

  • 初乗り:1,052mまで410円
  • 加算 :237mごとに80円

⇒ 渋滞のない状態で約5km走ると1,770円前後。

信号待ち・渋滞による時間加算を考慮すると、だいたい2,000円程度が目安です。

東京の中心ですが、意外と安い価格になっていると思いませんか?

実は、もともとは東京のタクシー料金は初乗りは2㎞で730円でした。

しかし、タクシー業界からの要望で2017年に今の料金体系に引き下げられています。

これには2㎞以内の近距離の利用者が多かったことが要因であると言われています。

たしかに、1㎞410円ならタクシー使おうかなと思ってしまいそうですよね!

それではその他の地区のタクシー料金も見てみましょう。

その他主要都市(普通車:中型相当)のタクシー初乗り・加算例

その他主要都市(普通車:中型相当)の初乗り・加算例は下記のとおりです。

  • 札幌 :1,600m 670円/302mごとに80円
  • 仙台 :1,700m 680円/238mごとに80円
  • 横浜 :2,000m 730円/293mごとに90円
  • 名古屋:1,264m 500円/246mごとに80円
  • 大阪 :2,000m 680円/266mごとに80円
  • 福岡 :1,600m 750円/180mごとに50円
  • 新潟 :1,300m 630円/256mごとに80円
  • 京都 :1,700m 620円/276mごとに80円
  • 広島 :1,500m 640円/281mごとに80円
  • 沖縄 :1,750m 550円/372mごとに70円

(そのほか地域で若干の差があります)

10分で進める距離はどのくらい?

タクシーに列をなす人のイメージ

タクシーで10分乗ると約5キロ進めます。

上記の目安はあくまでスムーズに走行出来た場合を想定しています。

以下の場合は距離が短くなり、料金も高くなりがちです。

  • 渋滞や信号待ちが多いルート
  • 雨天や深夜で流れが遅い場合
  • 利用者の指示で待機(停車)させた場合

タクシーの料金体系は多くの地域で時間距離併用制を採用しています。

時間距離併用制では、走行距離に加えて利用する時間に応じて料金が加算されていく仕組みになっており、信号待ちの間にメーターが上がることがあります。

時間に応じた料金加算は、信号待ちや渋滞などによって走行速度が10km以下になった場合、または利用者側の希望でタクシーを待機させる場合に適用されます。

つまり、渋滞の多い大都市圏や高速道路などを走行すると10分で進める距離も変わってきますのでご注意ください。

タクシー料金を左右する6つのポイント

徹底解説

タクシーの料金の仕組みには、良く聞く初乗り料金や距離加算の他にも追加料金が発生することがあります。

以下に代表的な料金の例を示しますので参考にしてください。

  1. 初乗り料金
  2. 加算料金
  3. 深夜・早朝割増(22:00~翌5:00が一般的)
  4. 迎車料金
  5. 高速料金
  6. 各種割引

1. 初乗り料金

初乗り料金は皆さん馴染みの深い料金体系だと思います。

タクシーを利用する際に必ずかかる最低料金のことです。

どんなに短い距離で降車しても初乗り料金が必ずかかるので覚えておいてくださいね!

2. 加算料金

加算料金とは、時間の経過や走行距離に応じて加算される運賃のことです。

時間距離併用制:走行距離に加え、時速10km以下になると一定時間ごとに加算。信号待ちでメーターが上がるのはこのためです。

時間距離併用運賃の他にも距離制運賃や時間制運賃があります。

距離制運賃は、その名の通り一定の距離を走行したときに加算される料金のこと。

時間制運賃は、時間拘束の割合が高い運送時に適用され、タクシー到着から運送終了までにかかった時間で算出される料金のことです。

3. 深夜・早朝割増(22:00~翌5:00が一般的)

タクシーの料金は、深夜・早朝の時間帯は2割増しの料金になります。

一般的には22時~翌5時までが深夜・早朝時間と定められていることが多いので、この時間にタクシーを使う際にはご注意ください。

22時以降はメーターがあがるのに必要な距離が2割短くなり、日中よりも早く加算される仕組みになっています。

4. 迎車料金

アプリや電話でタクシーを指定した場所に呼び寄せた場合にかかる料金が迎車料金です。

一般的な迎車料金は数百円程度ですが、会社によって無料としている場合もあります。

またスリップ制を採用しているケースもあります。

スリップ制とは、迎車に向かうタイミングでメーターを回し始め、初乗り運賃の一部が迎車料金として徴収される制度です。

5. 高速料金

首都高の案内板

タクシーで高速道路を利用すると運賃とは別に高速道路の利用料がかかります。

タクシーの高速料金の金額は、一般乗用車の車種区分(普通車)の料金と同じです。

タクシーで高速道路を利用するからといって、一般的な高速料金よりも高い金額になることはありません。

6. 各種割引

 障がい者割引、高齢者割引、長距離割引など自治体や事業者独自の制度もあります。

割引種別割引率・内容適用条件・注意点
障がい者割引運賃の 1割引(10%引き)身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかを提示。本人乗車が条件。
高齢者割引(自治体独自)5〜10%引き、または乗車券支給など一部自治体のみ。要登録・高齢者証や専用カード提示。
遠距離割引メーター運賃が 9,000円または10,000円超 になる部分を1割引国土交通省の基準。設定の有無や適用開始額は地域による(例:東京都は9,000円超から)。
迎車料金無料サービス迎車料金を免除事業者の独自サービス。電話予約時に適用条件を確認。
福祉タクシー券・タクシーチケット指定額を補助自治体が交付。障がい者・高齢者など対象者限定。
子育て割引(自治体独自)運賃の割引やポイント付与子育てタクシー制度など。事前登録制が多い。

利用時のポイント

  • 乗車時または支払い前に必ず申告
    → 精算後の割引適用は不可のケースが多いです。
  • 証明書の携帯が必須
    → 手帳や自治体発行の証明カードなど。
  • 自治体ごとの差
    → 特に高齢者・子育て関連は地域独自の制度が多く、事前確認を行いましょう。

全国共通なのは「障がい者割引」と「遠距離割引」となっています。それ以外は地域・会社ごとに異なるため、乗車前に事業者サイトや自治体の福祉課で確認するのが安心です。

まとめ

タクシーに10分乗車するとだいたい2,000円くらいかかります。

また、タクシーに10分乗って進める距離は約5キロです。

そして、タクシーの料金の仕組みとして初乗り料金、加算料金、高速料金、迎車料金、深夜・早朝割増があることにご注意ください!

今回の記事が参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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